7割以上が腸に悩みあり!便秘の種類と解消法
2014年9月14日
こんにちは!
サロンドヴィーナスです。
便秘に悩んでいる方多いのではないでしょうか?
”肌の鏡”といわれるほど、肌と密接につながっているのが「腸内環境」。
便秘といってもいくつか種類があり、それぞれ対処法が異なります。
今回は、便秘の種類と解消法をご紹介します!!
どの便秘のタイプにも「運動不足の解消」「ストレスを溜めない」「野菜を食べる」といったことは共通しています。
弛緩性(しかんせい)便秘
排便後もすっきりしない・おなかが張る、といった人は「弛緩性便秘」かもしれません。
大腰筋・腸骨筋という腸の蠕動(ぜんどう)運動に働く筋肉が衰えると、排便時の押し出す力も衰え、便が長時間大腸に停滞する状態に。
原因
- 運動不足
- 腹筋の低下
解消法
- 食物繊維を摂る
- 善玉菌を増やす(ヨーグルトや納豆、キウイやりんごといった果物を食べる)
- 大腰筋を鍛える
痙攣性(けいれんせい)便秘
コロコロしたかたい便がでる・便秘と下痢を繰り返す、といった人は「痙攣性便秘」の可能性があります。
副交感神経の緊張により、腸が縮んでけいれんし、便の流れを阻害してしまう便秘です。
原因
- ストレス
- 下剤の常用
解消法
- 硬水を飲む(マグネシウムを多く含むもの)
- オリーブオイルなどオレイン酸を含む食事で蠕動運動を促す
直腸性(ちょくちょうせい)便秘
最初は硬い便が出てその後に軟便がでる場合や、残便感があるという人は「直腸性便秘」の可能性があります。
刺激に対する直腸の感受性が低下して、直腸内に便が入っても便意が起こらず、自力で便を押し出す働きが弱くなって起こります。
原因
- 便意の我慢
- 水分不足
- 高齢
解消法
直腸性便秘の解消法は、痙攣性便秘の解消法と同じです。
- 硬水を飲む(マグネシウムを多く含むもの)
- オリーブオイルなどオレイン酸を含む食事で蠕動運動を促す
習慣性(しゅうかんせい)便秘
弛緩性・けいれん性・直腸性便秘も大きくわけるとこの習慣性便秘になります。
弛緩性便秘の症状と、痙攣性便秘の症状をあわせて持つ女性も多いです。
偏った食事、食物繊維の不足などで、腸壁に適当な刺激がなくなって起こります。
器質性(きしつせい)便秘
大腸に傷や腫瘍がある、炎症しているなどの異常があるい場合の便秘のことです。
自分で判断するのは難しいため、検診や人間ドックで医師の診断・治療を受ける必要があります。
いかがでしたか?
日本の女性の48%が便秘と言われており、腸について悩みをもったことがある女性はなんと7割を超えているそうです。
美肌つくりのために自分の便秘のタイプを理解し、今日から腸内美活をはじめましょう!