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リボベジでできる野菜一覧と失敗しない育て方ガイド「捨てる前にもう一度!」

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スーパーで野菜を調理したあと、根っこやヘタ、芯の部分をそのままゴミ箱へ……。その「捨てる直前の切れ端」が、実はもう一度おいしく食べられる野菜に育つことをご存じでしょうか。それが今ひそかなブームになっている**リボベジ(リボーンベジタブル)**です。

水を注いだコップに置いておくだけで、にょきにょきと葉やネギが伸びてくる様子は、見ているだけでも楽しいもの。節約にもなり、生ゴミも減らせて、子どもの食育や自由研究にもぴったり。この記事では、リボベジでできる野菜を一覧でまとめながら、失敗しないコツやおしゃれに楽しむ工夫まで、菜園好きの目線でたっぷり紹介していきます。

そもそも「リボベジ」って何?基本から知っておこう

リボベジとは、「リボーン・ベジタブル(Reborn Vegetables)」の略称で、調理に使用しなかったヘタや根など、普通は廃棄するような部分から、もう一度葉や実の部分を食べられるように育てる方法のことです。「再生野菜」とも呼ばれます。 Tokyo Gas

実はこれ、まったく新しい技術というわけではありません。昔から日本では野菜の切れ端を水栽培して芽出し・根出しさせて楽しむ手法が親しまれてきましたが、この数年の家庭菜園ブームで再注目され、簡単にできる野菜栽培として人気になっています。気軽にできるSDGsの実践としても、改めて注目を集めているのです。 Yahoo!ニュース

リボベジには大きく2つのタイプがある

リボベジと一口に言っても、育て方には大きく2種類あります。

ひとつは水だけで再生するタイプ。コップやお皿に水を張り、野菜の切れ端を浸しておくだけで葉や茎が伸びてきます。豆苗やネギが代表格です。

もうひとつは水で育ててから土に植え替えるタイプ。リボベジには水のみで再生可能なものと、一定期間水で育ててから土に植え替えることで再収穫が可能になるものがあります。キャベツや玉ねぎなどは、土に植え替えることでより本格的な収穫を狙えます。 Ars-edge

まずは水だけでできる手軽なものから始めて、慣れてきたら土栽培にステップアップする、という流れがおすすめです。

リボベジの何がいいの?3つの大きなメリット

「ただの節約術でしょ?」と思われがちですが、リボベジの魅力はそれだけではありません。

1. とにかく経済的でエコ

使うのは、いつもなら捨ててしまう野菜の切れ端と水だけ。種や苗を買う必要がありません。さらにうれしいのが生ゴミの削減効果です。環境省のデータによると、家庭から出るゴミのうち、調理くずや食べ残しなどの生ゴミが占める割合は約28%で、およそ3分の1近くになります。その一部を再生野菜に変えられるのですから、家計にも地球にもやさしい取り組みと言えます。 Kagome

2. 子どもの食育・自由研究にぴったり

毎日水を換え、少しずつ伸びていく様子を観察するのは、子どもにとって格好の学びの機会です。種や苗から育てるより短い期間で成長し、失敗も少ないので、子どもの食育につながります。水替えを子どもの担当にすれば、無理なく続けられます。 Eyefulhome

3. インテリアとしても楽しめる

キッチンの窓辺に並んだグリーンは、それだけで部屋を明るくしてくれます。おしゃれな容器に入れれば、観賞用としても十分。食べられるインテリアとして楽しめるのは、リボベジならではの魅力です。

リボベジできる野菜一覧|難易度別まとめ表

それでは本題、どんな野菜がリボベジできるのかを一覧にまとめました。難易度はあくまで目安ですが、初めての方は「やさしい」からチャレンジするのが安心です。

野菜 難易度 育て方 収穫までの目安
豆苗 ★(やさしい) 水だけ 約7〜10日
ネギ類(小ネギ・長ネギ・九条ネギ) ★(やさしい) 水だけ 約1〜2週間
三つ葉 ★(やさしい) 水だけ 約1〜2週間
かいわれ大根・スプラウト類 ★(やさしい) 水だけ 約1週間
小松菜・チンゲンサイ・水菜 ★★(ふつう) 水→土も可 約2週間
レタス類 ★★(ふつう) 水→土も可 約2週間
にんじん・大根の葉 ★★(ふつう) 水だけ(葉のみ) 約1〜2週間
かぶの葉 ★★(ふつう) 水だけ(葉のみ) 約1〜2週間
にんにく(芽) ★★(ふつう) 水だけ 約2週間
セロリ ★★(ふつう) 水→土も可 約2〜3週間
玉ねぎ(芽・葉) ★★★(ややむずかしい) 水→土推奨 葉は数週間/実は数か月
キャベツ ★★★(ややむずかしい) 水→土推奨 数週間〜
白菜 ★★★(ややむずかしい) 水→土推奨 数週間〜

ここで大切なポイントをひとつ。リボベジ栽培ができるかどうかのポイントは、葉が伸びる「成長点」となる部分があることです。野菜を調理するときに、成長点がついた根側の芯やヘタを取っておくのがコツ。特に根がついたまま売られている野菜は狙い目です。スーパーで野菜を選ぶときから「これはリボベジできそうか?」と意識してみると、選び方が変わってきますよ。 Yahoo!ニュースYahoo!ニュース

【初心者向け】まずはこれ!やさしい野菜の育て方

ここからは、特に育てやすい野菜の具体的な育て方を見ていきましょう。

豆苗|リボベジの王様

リボベジといえばまず豆苗。一度収穫しても水につけておけば再び芽が生えてきて、10日ほどたつともう一度収穫できます。育て方のコツは次のとおりです。 Mynavi Agri

根から3〜4cm上を残してカットした豆苗を用意し、深さ3〜4cmほどのお皿に入れて根の半分くらいまで水にひたします。このとき、豆苗より少し大きめのお皿を選ぶと根を広げるスペースができて成長しやすくなります。明るい窓辺や蛍光灯の下に置き、毎日90度回してまんべんなく光を当て、毎日流水で根を洗って水を変えましょう。 Ars-edgeArs-edge

うまくいけば2回ほど再収穫できます。3回目以降は勢いが落ちてくるので、2回を目安に楽しむのが現実的です。

ネギ類|コスパ最強の定番

ネギもリボベジ初心者に強くおすすめできる野菜です。使い勝手がよく、何度も再生してくれるのでコスパが抜群。

長ネギの場合、乾いた葉の部分は剝いて取り除き、根から3cmほど残して育てます。根がついている場合は残して栽培すると、1〜2週間で青々とした部分ができあがります。小ネギや九条ネギも同じ要領で再生できます。 Tokyo Gas

ただし注意点もあります。ネギのリボベジは無限ではなく2〜3回でパワーダウンし、水管理をサボると即終了、伸びすぎると味が薄くなります。育てるコツとしては、根は半分だけ水に浸して空気に触れさせること、水はこまめに交換すること、できれば浄水を使うこと、光はやわらかめにすることが挙げられます。根を全部水に沈めてしまうと腐りやすくなるので、「半分だけ浸す」が合言葉です。 NoteNote

三つ葉・かいわれ大根

三つ葉は根がついた状態で売られていることが多く、根を水につけておくだけで再び葉が伸びてきます。香りもよく、薬味として重宝します。

かいわれ大根などのスプラウト類も、根元を残して水につけておくと再生します。豆苗と並んで、もっとも手軽に楽しめるグループです。

【中級者向け】葉物・根菜の葉を育てる

少し慣れてきたら、葉物野菜や根菜の葉にも挑戦してみましょう。

小松菜・チンゲンサイ・水菜などの葉物

葉物野菜は、成長点がついた芯部分から葉を再生させます。簡単に新しい葉が伸びてきますが、柔らかい葉は傷みやすいのが難点です。そのため特にこまめに水を換え、傷んだ部分を丁寧に取り除きながら栽培するのが成功のコツ。 Yahoo!ニュースYahoo!ニュース

なお小松菜・チンゲンサイ・タアサイ・水菜などはアブラナ科の葉物野菜で、いずれも芯を3〜5cm残しておくと再生しやすくなります。 Yahoo!ニュース

にんじん・大根・かぶの葉

にんじんや大根は、根そのものが再生するわけではありませんが、ヘタの部分から葉っぱが再生します。にんじんのヘタを1cmほど残して水につけておくと、かわいらしい葉が育ちます。この葉は刻んでふりかけやかき揚げにすると、意外なおいしさ。捨てていた部分が一品になるのは、リボベジの醍醐味です。

にんにく|「にんにくの芽」が楽しめる

にんにくも実はリボベジ向き。にんにくは1片から栽培でき、表面の乾いた皮を剥いて水に浸けておくと、上から緑の茎、いわゆる「にんにくの芽」が生えてきて、2週間ほどで収穫ができます。芽が伸びた一片はそのまま土に植えてもよく、応用が利きます。 Tokyo Gas

レタス・セロリ

根がついたレタス類もリボベジできる野菜のひとつ。芯を残して水につけ、葉が伸びてきたら収穫します。ある程度葉が出てきた段階で土に植え替えると、丸くなって一玉のキャベツのようになることもあります。セロリも株元を残して水につけると、中心から新しい葉と茎が伸びてきます。 Mynavi AgriEyefulhome

【上級者向け】土に植え替えて本格収穫を狙う

水栽培だけでは限界がある野菜も、土に植え替えることで大きく育てられます。ここからは少しハードルが上がりますが、その分達成感も大きいグループです。

玉ねぎ|芽から実まで

玉ねぎは芽が出てくる様子を楽しめる野菜です。根を残し芯の周りを縦長になるようにカットしたものを使い、倒れないように縦長のコップなどの容器に入れると育てやすくなります。そして本格的に取り組みたい場合は土に植え替えると、実も収穫できるとされています。葉ネギのように使える「葉玉ねぎ」を楽しむだけでも十分価値があります。 EthicalhouseEthicalhouse

キャベツ・白菜

キャベツや白菜は、芯を水につけて発芽させたあと、土に植え替えるのが基本の流れです。赤茶色に変色した部分から腐ってしまうので、変色していたらすぐに取り除くのが失敗を防ぐポイント。室内の水栽培だけで一玉にするのは難しいので、「土への植え替え」が前提と考えましょう。 Eyefulhome

失敗しない!リボベジ成功の5つのコツ

せっかく始めても、すぐに腐らせてしまっては残念。ここでは共通して押さえておきたいコツをまとめます。

コツ1|水はこまめに換える

リボベジ最大の敵は、水の傷みと雑菌の繁殖です。基本は毎日、最低でも1日1回は新しい水に換えましょう。夏場は特に傷みやすいので念入りに。容器のぬめりも洗い流してください。

コツ2|水は「少なめ」が鉄則

野菜全体を水に沈めると、空気に触れられず腐ってしまいます。水は少量にして、野菜全体を浸さないようにするのが基本です。根やヘタの下半分が浸かる程度を意識しましょう。 Kagome

コツ3|直射日光は避けて明るい場所に

日当たりの良い場所に置きつつ、直射日光は避けるのがポイント。強すぎる日差しは水温を上げて傷みの原因になります。レースカーテン越しの窓辺くらいがちょうどよい明るさです。 Kagome

コツ4|変色・傷んだ部分はすぐ取り除く

傷んだ部分を放置すると、そこから一気に腐敗が広がります。気づいたらすぐにカットして取り除き、清潔な状態を保ちましょう。

コツ5|小さめ・早めに収穫する

リボベジ収穫のコツは、スーパーで売っているサイズよりも小さめで収穫すること。室内やベランダでは畑ほど大きく育たないためです。また収穫するときは必要な量だけ少しずつ収穫すると、鮮度がよく、野菜への負担も減ります。伸びきってしまうと枯れてしまうこともあるので、早めの収穫を心がけましょう。 Mynavi AgriMynavi Agri

いつ始めるのがベスト?リボベジに向いた時期

野菜には育てやすい季節があります。リボベジを始めるのに向いている時期は春と秋で、関東などの温暖地なら3月〜5月と9月〜11月に育てるのがおすすめです。理由は、この時期は気温が高くも低くもなく、野菜を育てるのにちょうどよい気温だからです。 Mynavi Agri

一方で夏と冬は、気温が高すぎる、または低すぎるために野菜を育てるのが難しい時期です。ただしキッチンやリビングなどの室内でエアコンを使っている場合は室温を調整できるので、エアコンがある部屋でなら夏や冬でも育てられます。つまり、室内栽培なら一年中楽しめるというわけです。 Mynavi AgriMynavi Agri

おしゃれに楽しむちょっとした工夫

最後に、リボベジをもっと楽しくする工夫を紹介します。

容器を工夫するだけで、見た目はぐっとよくなります。透明なグラスやお気に入りのおちょこ、小さなガラス瓶などに入れると、根が伸びていく様子まで観察できて一石二鳥。複数の野菜を窓辺に並べれば、ミニ菜園のような賑わいが生まれます。

また、収穫した野菜の使い道を広げるのもおすすめ。ネギや三つ葉は薬味に、にんじんの葉はかき揚げに、豆苗は炒め物やサラダに。手作りドレッシングで楽しむのも、リボベジ生活を充実させてくれます。 Eyefulhome

まとめ|まずは豆苗から、気軽に一歩

リボベジは、捨てるはずだった野菜の切れ端をもう一度食卓に呼び戻す、やさしくて楽しい習慣です。特別な道具も広いスペースもいりません。必要なのは、コップ一杯の水と、ほんの少しの好奇心だけ。

まずは失敗の少ない豆苗やネギからスタートして、にょきにょき伸びる楽しさを味わってみてください。慣れてきたら葉物や根菜の葉、さらには土への植え替えへとステップアップ。節約にもエコにもなり、子どもと一緒に楽しめば食育にもつながります。今日の夕飯の野菜の切れ端、捨てる前にちょっと水につけてみませんか。

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